あんなに触れたくないと 思っていたボールに 触れてしまった。 しかも ダイナミックにキャッチ。 「「うぉぉぉぉー!!すげぇーー!」」 「…はは」 注目を浴びてしまったらもう、仕方ない。 やつを…………やる。 「及川さん、大丈夫? 俺代わろうか?」 クラスメイトの男の子が 声をかけてくれるけど 「大丈夫。任せて」 あいにく あたしはそんなにか弱くは 出来てないんだよ……っ!!!! ーービュンッ 「うぉっ?!」 「あっ!」