大好きなのは貴方の×××(仮)



……そろそろコートの中にいる
内野の数が少なくなってきて


もう、当たってもいいかもしれない
と思うがーー……

「「きゃーっ!
また和哉くんだわ〜〜」」


「…」

こいつのボールだけは
…もらいたくない。



ーーヒュッ

案の定、ボールはこっちに向かって
とんでくる。

「…ひゃっ」

「え」


隣で声をあげたのは
あたしの愛しの天使……っ!!


ーーバシィっっっ!!!


・・・・・・・。


「こ、のは……」