買ってみた。って…
「そんなにしてもらうと
罪悪感あるんだけど…」
「頼むから、気にしないでよ。」
なん、なんだ一体…
そこまでしてもらう義理なんてないのに。
「…じゃあ、そこの端に…」
「OK。ちょーっとここ
スペース空けてもらえるかな?」
「はい…」
こうして1時間半が経った頃には
だいたいの荷物が運び込まれて
業者たちは帰っていった。
「テキトーにベッド選んだんだけど
もしかしてこだわりとかあった?」
「…寝れればなんでも…」
「…ん。じゃ、よかった」
和哉はいつのまにこんなもの
買ってたんだろう。

