「…」 和哉のよろしくを無視して いつもの場所。 1番端っこの席に座る。 その隣にこいつも座る。 「なんであんたまで…」 「あんたじゃなくて、和哉」 「和哉…?」 「お前にとって、名前は どうでもいいもの?」 「…どうでもいい。 今は渚の方が 呼んでくれる人多いもん」 「…そっか」 なんで、 この人はあたしに構うのだろう。 物珍しいだけ? 飽きたらすぐ いなくなるもんね、みんな。