修学旅行3日目
AM4:15
「……」
また、こんな時間に起きてしまった…
さすがに行くところがない。
とりあえず
髪をくしでとかして整え、
高く結い上げることで
時間を稼いだ。
それでもまだ5:00前だった。
ケータイを開いてみても
メールも電話もくるはずがなく。
「……」
…そう思った矢先、
1件のメールを受信した。
“from 柴沢ユウ”
まさか、
あの人からメールが来るとは…
さすが芸能人の朝は早いらしい。
“ちゃんと登録してくれた?”
本文は1文で終わっていた。
しましたよ、とだけ返信すると
すぐにまたメールが返ってきた。
“今からちょっとだけ
出てこれる?”
…今?
柴沢さんは
このホテルの前に来てるの…?
あたしはとにかく
ケータイだけ持って下へ向かった。

