リュウは いつだってあたしの 味方でいてくれた。 見た目は怖いし、 夜に溜まってたりはするけど すごく優しいこと、 あたしはわかってる。 「ん、戻ったらすぐ みんなのとこ行くね」 おじさんは… 倒れただけ? それとももうーーーーーー… ううん…気にしない。 「…なに?」 あたしのことをじっと 真顔で和哉が見ていた。 「いや?なんか仲間、みたいな? そーゆーの、 いいなって思っただけ~」 本気なのか 冗談なのか 口調からはわからなかった。