「やばい!テストすっかり忘れてたー!」

ナナコもそうだった。
ユウダイとタクは誕生日が同じ。
だからナナコも含めて4人でお祝いしよっか!なーんて話してる。
目の前にあるテストだけ片付けたら、あとはもう楽しいことだらけなのに!

「彼氏くんたちが頭良かったら勉強教えてもらえるのにね!」
「私たちが教える側だもんね。」

とっとと勉強始めてとっととテスト片付けますか。
別に勉強ができないわけではなく、普通にしててもそこそこの点数はとれる。
あとはナナコが赤点を免れるようにしなくては。