蓮「開けないなら入るぞ」
なにバカなこと言ってんの⁈
鍵がかけてある部屋に入れる訳ないじゃん
ドッカ~ン
⁈⁈
なにが起きた⁈
もの凄い音がした
「ちょっと
なにしてるんですか⁈」
そう、このバカ男はドアを蹴っ飛ばして入ると言う新しいドアの開け方を開発した
蓮「お前が早く開けないのが悪い
それより誘ってんの?」
は⁈
よく自分の姿を壁にはめてある鏡から通して見るとTシャツが片方の肩からずり落ちていた
急いでいたものでパジャマを母のTシャツと取り間違えてしまった
他の代わりがなかったから仕方なく一晩だけでこれで寝ることにしただけ
「どこ見てるんですか
さっさと行って下さい 着替えますんで
あと、そのドア直しといて下さいね」
蓮「いやだって言ったら?」
変態はそういいながら、さりげなく私の鎖骨に沿って一撫でしながらずり落ちた袖を直した
「朝からセクハラやめて下さい
今日は大事な日なんです、邪魔しないで下さい」
蓮「大事な日って?じゃあ俺なんか出来ることない?」
「そうですね、
まずドアを治して下さい
それと、出来れば
今すぐ私の前から消えて下さい」
蓮「ふ~ん
いいんだ、そんなこと言って」
今度は鎖骨を無ぞったのは同じだが、綺麗に整った顔が私の前にあった
どんどん近づいてくる
残り1cm………