ハーレムミュージック♪

祐華は私が出した冷たい麦茶を一口飲むと、人が変わったように表情を変えた。


「今日も出たわよ」



と、2、3冊の雑誌を机に放り投げた。


「やっぱりですか…一年もこんなのやって飽きないですかね?」



私はそれを見ずに本棚に入れた。
なぜなら、いつも同じことが書かれているから。


きっとこの記事も
「未来のベートーヴェン 引きこもり⁉」
などつまらない記事でしょう。




「葵依、あなたこのままじゃヤバイよ?
ほっといたらやがて[未来のベートーヴェン 障害者か⁈]なんて出てくるわよ」


「こんなのほっとけばいいんです。もう学校に戻る気はないんですから…」