「ウソでしょ……葵依ちゃん、もう一つ弾いてみる?」


「いいの?はぃ、弾きます!」



今度はレベルアップしてモーツァルトが編曲したキラキラ星変奏曲を弾いた。


この曲もなんとなくながら弾けた。そして私はすっかりピアノにハマっていた。



「葵依ちゃん、お家に帰ったらお母さんにこの事必ず言うのよ。あなたには才能があるわ。」



「そうなの?うん!」