陽「あ、もしもし？小林？今から
ベヒシュタイン持って来て
そう！それだよ
母さんが使わないから倉庫にしまっちゃったやつだよ
右から数えて12番目のやつさ
名前が書いてあるから分かるはずだよ
もぉ〜小林最近行動が遅いから早くしてね
じゃあよろしく頼むよ」
「小林さんって？」
悠「うちの執事さ
これが結構いい人でね僕らの無理なわがままでも付き合ってくれるんだよ
ベヒシュタインは母さんがロクに使わないから捨てそうになったんだけど、陽がどうしてもって言うからとっといたの」
「執事さん………ってことは今家に電話してたの⁈ベヒシュタイン持って来いって⁈じゃあベヒシュタイン持ってるってこと⁈しかも捨てそうになった⁈はぁああ〜〜⁈」
