«ピピッピピッ!ガチャッ»

「ふわぁぁ」

あたしは、富永莉絵(とみながりえ)小6

眠いな…二度寝しようかな…

「莉絵~!起きてる~?」

ママが呼んでるし二度寝は断念かな

「はーい!起きてるよ!」

そういって、ベッドから起き出して廊下を通りダッシュで階段を降りる

「ママおはよう♪」

あたしのママは、とっても優しい。背は小さめでもう少しであたしが、追い抜く位なんだよね~
本名は確か…絵莉(えり)だったよーな

「莉絵~パパの事は無視か~?」

パパ…あたしの、脳内ネームは、最低浮気男本名は、敦司(あつし)だったよーな坊主のチクチク頭が特徴背がとっても高いんだよね…

「テレビ体操やってるんだもん。無視無視!」

「莉絵~そんなこと言わないの!早くしないと集合時間に遅れるわよ~」

そういってママは、キッチンのカウンターに美味しそうな朝ごはんを置いていく

「はーい…」

あたしは、そういってカウンターの朝ごはんを、近くのテーブルにもっていって

「いただきまーす」

「どうぞー」

ママは、微笑みながら美味しい美味しいと言いながら食べているあたしを見ている

「ごちそうさま!」

「時間ヤバイんじゃない?」

ママは、時計を見ながらいった
あたしも時計を見ると

「げっ…6時50分」

あたしは、ダッシュッでタンスのところにいって、ショートパンツと肩だしTシャツを着てランドセルをしょいながら歯磨きをした

「ママー今何時ー?」

玄関で靴を履きながら聞くとキッチンから

「7時10分よー!大丈夫?」

ヤバい!あたしはドアに手をかけて

「愛の班で行くーー!!行ってきまーす!」

大声で言うとママとパパが

「いってらっしゃーい!」

と奥の方から聞こえてきた