暑い夏の日。

今日はニュースで熱帯夜になると言っていた。

午後7時。シャワーを浴びてリビングに戻った。

心地よいクーラーの風があたる妹の居るソファーに座った。

『怜麻。風呂入って。』

「うん。ドラマ観終わってからね。」

『へいへい。』

私は「はぁ。」とため息をついた。

『怜麻。花の水やりしたの?』

「うっ・・・し、したよ??」

『してないでしょ。』

「じゃあ姉ちゃんやっといて。」

『はぁ・・・?』

「代わりにお風呂入ってくる!」

『・・・分かった。』