彼女はピッカーッ!と笑顔を輝かせた。 「ん~愛の初告白玉砕!!中々ガード固いっすね~。でも必ずやそのガードを木端微塵に打ち破る愛を育んでみせましょうとも!!涙と血にまみれて感激に悶える時を期待してくだせぇ!」 …じょうだんにして… 一流の殺し屋の恋は魂ばかりか命さえも奪う苛烈さのようで。 惚れられた(らしい)殺し屋は内心で辟易と溜息を吐いた。