「えぇ?!おい、碧坊よ!!

てめぇいってぇんな特攻服着てなにやってんだおい!!!」


「すっすいません!!!!!!」


うん。周りからみたらすっごい異常だよね。


女子高生に暴走族の総長が怒られてんだから。

ちなみに私は腕組んで、碧は正座ね。


「ぉい……、誰がねーちゃんに秘密作れっつったよ?」

「誰も言ってません!!!」

「だよなぁ?!別に暴走族やるぐれぇは咎めねぇよ!!」


あー、まあ咎めたかも?♪


「私に秘密作るたぁいい度胸だっつってんだよ!!」


「ひぃっ…」


碧が一層縮こまったところで。


「來華…そろそろ終了。残りは家でやって」


碧にとって助け船が……


「家で!?夜が明ける!!」


良く分かってるじゃないか、碧。


誰がたった2時間の説教で終わらせると思ってんだか。



「警察の事情聴取」



あぁ、そういうこと。