「相変わらずでっかいなーーーー」





やっと着きました―――!!!




この古いでかい門が威圧感あるんだよな…。





「……はぁ。來華、約束」



呆れたようなササ。



「約束?何を?」




「一つ、直唯さんがいくらうるさくってもキレない事。
二つ、僕の素をばらさない事」





門前なんで、ちょっと小声+表。



「うーん。キレるなというのはちょっときついかもしれないが…ばらさないっていうのは大丈夫だと思うよ!!」




最近私キレやすいからねぇ……。




「……はぁ。もう。出来る限り頑張ってね?」




最後に頬にキスをして。




私たちは門をあけた。