トンネルの中央。




「來華」



と、小さく名前を呼ぶ声がした。




「ん?なに―――」














「チュ」





何かが音を立てて私の唇から離れた。





ササはニッコリと笑って。




「最近してなかったから♪」





すごく上機嫌……。