「…あのっ!!!!!…來華って…小さい頃どんなだったかな?」


あ、遥忘れてた…。



しかも私を話の種にしようとしてるっ…。



「うーん、來華…?そうだな。強気で意地っ張りで。俺、こいつになんどボコされただろ…。けど動物好きで。小学校のウサギとか毎日面倒みてたな…」


「あーもうっ!!!!!言わなくていいからっ!!!!!」



なんか恥ずいから!!!


「そ、そうだったんですか!今とあんまり変わんないんですね!!…あのっ、じゃあ朱雀君はっ///…」


おぉ、突き進むねぇ…。


遥の意外なところだなぁ。


面白ーい。





「ササ君、私らどっか行く?お邪魔だよねぇ…」


「…そだね。ちょっと違うとこ行こうか」


と、遥と朱雀のことを考えて、私達は同意して屋上を出た。