かき氷を食べていると視線を感じ、チラッとヨコを見た。
んぎゃっ!!
楽しそうな玲と視線がぶつかり、ドギマギする。
「美味しい?」
「お、美味しい。 玲も食べる?」
「いいの?」
「う、うん」
……へ?
玲にかき氷を渡そうとした時、玲が口を開けた。
た、食べさせろってこと!?
無言のまま口を開けている玲。
かき氷を入れなかったらこのままずっと口を開けてるんじゃないだろうか。
戸惑いつつも、私はかき氷をのせたスプーンを玲の口に運んだ。
パクッと口が閉じ、スプーンを引き抜くと玲が微笑んだ。
「美味しい」
「よ、良かったね」
良かったねって何!?
でもそれ以外言葉が思い浮かばなかった。
「もうすぐ花火始まるじゃん!!」
「早く行かなきゃいい場所取られちゃうよ!!」
周りからそんな声が聞こえてきたかと思えば、いきなりドッと人が押し寄せてきた。
私と玲との間を容赦無く人が通っていく。
その凄まじさにどうする事もできず、私は落ち着くまでそこを動く事ができなかった。
出来なかったというより、人の流れに逆らう事が出来なかった。
んぎゃっ!!
楽しそうな玲と視線がぶつかり、ドギマギする。
「美味しい?」
「お、美味しい。 玲も食べる?」
「いいの?」
「う、うん」
……へ?
玲にかき氷を渡そうとした時、玲が口を開けた。
た、食べさせろってこと!?
無言のまま口を開けている玲。
かき氷を入れなかったらこのままずっと口を開けてるんじゃないだろうか。
戸惑いつつも、私はかき氷をのせたスプーンを玲の口に運んだ。
パクッと口が閉じ、スプーンを引き抜くと玲が微笑んだ。
「美味しい」
「よ、良かったね」
良かったねって何!?
でもそれ以外言葉が思い浮かばなかった。
「もうすぐ花火始まるじゃん!!」
「早く行かなきゃいい場所取られちゃうよ!!」
周りからそんな声が聞こえてきたかと思えば、いきなりドッと人が押し寄せてきた。
私と玲との間を容赦無く人が通っていく。
その凄まじさにどうする事もできず、私は落ち着くまでそこを動く事ができなかった。
出来なかったというより、人の流れに逆らう事が出来なかった。


