お嬢様になりました。

バイトが終わり、帰る前にもう一度店長に謝りコンビニを後にした。


今日の私、ダメダメじゃん。


自転車をこぎながら今日の反省をした。


もっとしっかりしないと……。



「はぁ、はぁ……」



あれ?


何だろう。


なんか今日はやけに息切れする。


いつもこんな事ないのに。


自転車をこいでいると、息切れは酷くなるばかりだった。


おまけになんか体に力が入らない。


私は自転車をこぐ足を止め、地面に足を着けた。


ヤバイ……。


クラクラする。


後もう少しで家なのに。


後少し、頑張ろう。



「うわッ」



ペダルに足をかけ漕ぎ出そうとした時、足が滑って自転車ごと地面に倒れてしまった。


いたたたた……。


何、これ?


地面が回ってる?


私の体が回ってる?


とにかくグルグルしてて気持ち悪い。


起き上がりたいのに体はいう事をきかなかった。


瞼はドンドン重くなり、私はそのまま冷たいアスファルトの上で目を閉じた。