スタイリストに恋してます【完】

「こうのほうがいい」



と、私の横にいた

スタイリストさんに話す社長



「ありがとうございます!」と頬を赤らめながら

礼を言うアシスタントさん



そして

私の顔をジーッと見て


表情一切変えず

羽織物をもらってスタジオから出て行った




「よかったじゃない!!杉崎さんに見てもらえるなんて!!」

「あ...はい。」



さっきも

見てもらったけど...




やっぱ

目の間に服があると


気にせずにはいられないのかな??



社長兼、スタイリスでデザイナー


23歳で

ここまでできちゃうんだ