スタイリストに恋してます【完】




もう既に

社長の手を振り払った時点で

嫌われてるかもしれない



もう、こんなやつ

かまってられないって

思われているかも



なのに

好きになっちゃったら

ただ辛い思いするだけ




「るい。...うちは、るいほど杉崎君のことはしらないけど

うちらは、杉崎君以上にるいのこと知ってる自信ある。」


「梓...」


「うちらの知ってるるいは、人のことをちゃんと考えられて、自分の見えない人の分まで頑張れる子。

そんなるいが好きになった杉崎君がそんなことで、るいのこと嫌いになるとは思えない。むしろ、心配してると思う」