…すると、kenからチャットが来た。
 <どうするー?>
という一言。きっと会う話の事だろう。

 私が暇な日を聞くと数秒で、今週の土曜日と返ってきた。
急だな…まあ暇だし…いいか!と思い、了承した。


 <私、もしかしたらバイト始めるかも!>
話題が無くても、kenともっと話して居たくて…。 バイトの話を持ち掛けた。
…するとまた数秒で、返事が来た。


 <お、偉いなあ…!何のバイトするの?>

 <喫茶店だよ!お洒落でしょー?>

 <お…おぉ?! 偶然だな!前までファミレスだったけど、三ヶ月ぐらい前から喫茶店でバイトし出したんだよ、俺!>


 へぇ…本当に偶然だ… まあ、喫茶店なんていっぱいあるもんね。
場所は違うけれど、もしかしたらアドバイス貰えるかもな…


 <バイト初めてだから、何かアドバイスとかしてね!>

 <良いぞ、どんどん聞けよ! あ、ごめん、そろそろ寝るな。>

 <分かった!お休みなさい!>


 これでチャットは終わった。kenは大学のレポートに追われてると前に話していた。この頃は本当に忙しいらしく、チャットの時間が短くて寂しい…。

その寂しさを紛らわせる為、眠りに就く事にした。
食事は摂らない時が多く、適当だ。風呂は朝に入れば良い。



  布団に入って間も無く、私は眠った。