赤色と水色に想いを込めて



 先程の言葉に少々落ち込んだ様子。


 こんなことは日常茶飯事なので気にはしないが。


 落ち込む彼をよそに、赤色の月の理由をなおも聞こうとする私。


 そんな私をちらっと見て、ため息をついたあと、やっと教えてくれた。


「月が低い位置にあるからです」


「ふーん。ありがとう。じゃあ私、眠いから寝る……」


「お前は……どんだけ自由なんだよ」


「んー……おやすみ」


「はいはい。おやすみ」


 先にベッドで寝転がっていた社長に続き、私もベッドに寝転んだ。