赤色と水色に想いを込めて



 ある程度まぶたの腫れも、目の充血も目立たなくなったころ、私は要ちゃんの家へ遊びに出掛けた。


 家につき、扉を開けて中に入ると、ドタドタという足音が聞こえ、要ちゃんが玄関まで来た。


 いつもはそんなことをしない人なのにどうしたのだろうと不思議に思っていると、怒ったような顔をさた彼が口を開いた。


「きーたん、遅い」


「うん。寝坊した」


「……………………本当に?」


「うん。そうだけど?」


「……」


 何故、彼は黙ってじっと私を見つめているのだろうか。


 普段、人に関心を持たない彼がこれまた不思議な行動をしている。