二重人格御曹司の初恋





部屋に入るなり、蒼はあぐらをかいてベットの上に座って、自分の足をポンポンと叩く。



…………乗れってことなんだろうけど、さ。


恥ずかしいし。


動けなくてその場に立っていると蒼がこっちに近づいてきて、あたしの手を引く。


そしてそのまま蒼のあぐらの上。