あたしが名乗った途端、柳さんは、あぁ!とか、なるほど!なんていって何故か何かに納得したようだった。 「柳、お前マジ黙ってくれ。」 困ったように頼んでいる。 こいつ、柳さんに弱いんだな…? 弱点みつけちゃったかも。 しばらく柳さんと雑談したりしているうちにいつのまにか着いた西条家。 ……………でかすぎるよ。 ココハニホンデスカ? 「おい、行くぞ。」 それだけいって歩き始めた男の後をとりあえずついていった。