「いーじゃん別に。俺彼氏なんだし。」
はぁぁぁぁ!?
「こっちは好きでやってるんじゃ…」
と言っている途中で、この男の顔がグーッと近づいてきたかと思うと耳元で、
「た•い•が•く。いいの?」
と言い、愉快そうに笑っていた。
あたしはその件になるともう逆らえない。
とゆうか、退学のこととなったら、こいつに逆らえる人はこの学園で一人もいないんじゃないか?
なんて思ってたらまだ男の顔はあたしの顔の近くにあって。
「ほら。ちゃんと自分から彼女だって言えよ。」
なんていってきやがった。
「…」
…あたしが何にも言わないからって、そんなさっさと言わねぇと退学だぞ的な目で見ないで下さいいいいいい!
言えばいいんだろ!言えば!
「そうだね。あたし彼女だもんね!」

