俺の父親は厳格で、固い人間だった。 とゆうか、両親は昔から海外を飛び回ってて、あんまり会った記憶もないけど。 それでも、俺にとって父親は怖い存在でしかなくて。 父さん、なんて呼んだことなかった。 だから遼太郎さんとの約束は、すっげー嬉しかったりして。 高校生になった今でも覚えてる。 ただ、俺と両親の約束は、南との統合以外に、もう一つ増えてしまうんだ。