私たちの出会いは、中学の入学式。

この時、私は一人の男性に

【恋】をしていた。

彼の名は“鈴木海斗”

偶然クラスが同じだった。

彼は机に座り友達としゃべっている。

とても楽しそうに笑う彼に私は見とれていると

幼なじみで親友でもある“荒川華”がニヤけながらこっちへ

歩いてきた。

「な~に、ぼーっとしてんの?」

「いやっ!別にー。」

「なんかカッコいい人でもいたっ?」

「違うよー。」