「 覚えてないか?
お前ぶっ倒れたんだぞ。」


あ…。
思い出した。


男の子に囲まれて、
怖くて怖くてしょうがなかった。


「 な、ありがとうくらい、いえねーの?」


あ…そっか、助けてくれたんだ。