振り向くと、2、3人の男の子たち。

こ、怖いよ…美嘉ちゃん…

勇気を出して
小さくうなずくと、


「 やっぱりっ!
わ~まじでかわい~
よろしくっ」


と、一気に距離を縮めてきた。

少し後ろに後ずさると
とんっと誰かにぶつかった。

振り向くとさっきの怖い人。
まだいたんだ…

前には男の子たち。
後ろにはさっきの怖い人。


その状況を把握したわたしは
パニック状態。