「本当にごめんなさいね…。 わざわざ日本から迎えに来てくれたのに…。」 俺に謝っているのは俺の従姉妹で華の母親の平松鞠子。 業務提携の契約を早々に済ませ残りの仕事は弟の国君と秘書の稲葉に押し付けて俺は華の家に来ていた。 はぁ…また逃げられたのか…? 俺はイタリアのミラノ経由で帰国する航空チケットを用意した。 華の二十歳の誕生日を一緒にミラノで祝うつもりでいた。 華はすでにイタリアへ行っていた。