「明日ちゃ―ちゃんの分まで頑張るね。
わざわざ電話ありがとね」


布団を敷いているとちゃ―ちゃんから電話があった。


元々、明日の撮影はちゃ―ちゃんが出るはずだった。
ちゃ―ちゃんの妊娠がわかり私が代役で出ることになった。

…………………………

「早く出てこいよ!」と竹君さんに言われながらも湯舟に浸かりパックをしてる。

「十代の肌には敵わないよね…。
十代かぁ…ちゃ―ちゃんはママになるのよね。
私はママになれるのかな……?」


歴史では私はママになれない…………。