竹君さんが私から身体を離した。 そして何事もなかったかのように私をテーブルに着かせた。 「竹君さん…?」 竹君さんが自分のビジネス鞄から数枚の紙を取り出し黙ってテ―ブルに置いた。 「☆%▲&○!?」 なんで!?これを竹君さんが持ってるの? 「華…これは何だ?」 竹君さんの低音な声が更に低く聞こえる。 おお 恐くて 顔が上げれないです。 「華!顔を上げろ!」 恐る恐る顔を上げると呆れ顔の竹君さんと目があった。