「久佐野…………弥冬さんだね……?」 ドアを開けたらすぐ目の前に 机に肘をついて、あたしを ジッと睨んでるような、 無言の威圧をかけているような、 そんな校長先生がいた。 緊張感で、ピリピリした空気を放っている。 あたしの左隣には 担任であり、 あたしの彼氏でもある先生が立っていた。