「じゃあ、あたしも紙書こうかな♪」 雰囲気を悟ってか 蓮佳がそう言った。 「……ったく、教室で騒ぐなよな」 「ごめ、なさい……」 ポン…… 頭に微かな重みを感じて 顔をあげると、 「友達思いなとこも好きだから…許してやるよ」 また、あの無邪気な 笑顔があたしを見つめていてくれた。 「ありがと…ございます……」