先生の彼女





「先生のバカ…………」



スーツをきゅっと握って


もう片方の手でとんとんと


胸を叩く。






「じゃあ―――! これで、終わり!!楽しかったよこのクラス」




あたしの言葉をスルーして、


最後のミーティングを終わらせてしまった。