「ちょっと、ここで待っててな?」 そう言ってあたしの肩を離した。 場所は屋上。 誰もいなくてすっごく静か。 「え?ちょっ、先生!?」 パタンというドアがしまる音に ようやく反応して、 振り替えったら、もちろん 先生はもういなくて。 「ちょっとぉ……」 一人でぼやきながら、 仕方なく、近くにあったベンチに座った。 すると……… ふわっと香った、 何か花の匂い。