先生の彼女





「その声、やべーな?」




「ふぇ……?」




チュッとリップ音をたてて


ようやく顔をあげてそんなことを


言い出した。




「エロいな…?」



そう言って、


ふっと、鼻で笑った。


だけど……


先生の言葉に反抗できるほど


あたしは、元気じゃなかった。




だって―――………