今は先輩と2人きり。
こんなチャンスは最初で最後かも。
告白しちゃう?
でも振られたらどうするの?
頭の中では振られる事ばかりを気にして不安でいっぱいになる。
「美沙ちゃん・・・?」
中々話し出さないあたしに不審に思ったのか心配そうに呟く秋斗先輩。
どうしよう、何て言えばいいの?
「秋斗先輩・・・!」
「ん?なーに?」
もういいや。
恋は当たって砕けろって言うじゃん。
告白しよう。
どうせ、いつかは想いを告げる日が来るのだから。
それが今日になっただけ。
「・・・秋斗先輩好きです。」
覚悟したつもりだったけれど言ってしまった「好き」という言葉に後悔が押し寄せてくる。
「えっ・・・おっ、俺?!」
ほら秋斗先輩は驚いたでしょ?秋斗先輩、困ってますか?それとも嬉しいですか?
「・・・はい。秋斗先輩です。」
ここまで来たらさっきのは嘘。
なんて言えるわけがない・・・。
「美沙ちゃん・・・俺、実は・・・」
「・・・ごめんなさい!先に帰ります。」
「えっ?!美沙ちゃん!」
いてもたってもいられなくて、思わず足が前へ前へと動き出す。
スピードは速くなる一方。
あたしは秋斗先輩から逃げ出したのだ。
振られることなんてわかっているつもりだった。
“美沙ちゃん・・・俺、実は・・・”
だけど、いざとなると続きは怖くて聞けないよ。急に現実味を感じたんだ。
「実は彼女いるんだ」って事もありえるもん。
「実は好きな奴いる」って事もあるかもしれない。
家に帰って部屋に入るとこらえてた涙がブワッと溢れ出す。
こんなチャンスは最初で最後かも。
告白しちゃう?
でも振られたらどうするの?
頭の中では振られる事ばかりを気にして不安でいっぱいになる。
「美沙ちゃん・・・?」
中々話し出さないあたしに不審に思ったのか心配そうに呟く秋斗先輩。
どうしよう、何て言えばいいの?
「秋斗先輩・・・!」
「ん?なーに?」
もういいや。
恋は当たって砕けろって言うじゃん。
告白しよう。
どうせ、いつかは想いを告げる日が来るのだから。
それが今日になっただけ。
「・・・秋斗先輩好きです。」
覚悟したつもりだったけれど言ってしまった「好き」という言葉に後悔が押し寄せてくる。
「えっ・・・おっ、俺?!」
ほら秋斗先輩は驚いたでしょ?秋斗先輩、困ってますか?それとも嬉しいですか?
「・・・はい。秋斗先輩です。」
ここまで来たらさっきのは嘘。
なんて言えるわけがない・・・。
「美沙ちゃん・・・俺、実は・・・」
「・・・ごめんなさい!先に帰ります。」
「えっ?!美沙ちゃん!」
いてもたってもいられなくて、思わず足が前へ前へと動き出す。
スピードは速くなる一方。
あたしは秋斗先輩から逃げ出したのだ。
振られることなんてわかっているつもりだった。
“美沙ちゃん・・・俺、実は・・・”
だけど、いざとなると続きは怖くて聞けないよ。急に現実味を感じたんだ。
「実は彼女いるんだ」って事もありえるもん。
「実は好きな奴いる」って事もあるかもしれない。
家に帰って部屋に入るとこらえてた涙がブワッと溢れ出す。


