ーーーーーー ーーーーーーーーーー 「光っ!!」 天音が仕事で、久しぶりに友達と街で遊んで帰ってた日。 後ろから名前を呼ばれて振り返ると、見知らぬ女がいた。 いや、見知らぬってわけじゃ……ない。 名前は覚えてないけど、以前会ったことはある。 「えーっと、」 「もう忘れたのぉ? ナミだよー」 「そうそう、ナミ!」 完全に覚えてなかったんだけど。 「ねぇ、今から暇?」 「暇って?」 「もう、光。暇の意味忘れたわけじゃないでしょ」