【エピローグ】







この世界には
何億もの恋のカタチがある。



これはその一つ。




夢を追う、少年少女。

1秒1秒での、わずかな運命への切符。



どんな結末であれ、
彼らが歩んだ人生である。




夢を追い続けた、彼らの軌跡である。






「雅ちゃん、何書いてるの?」

「子供達の子育て日記書こうと思って」

「でも、最後…」

「彼にとっても、また新たな一歩ですから」








〜斗真・美都の子育て日記〜

<如月綾斗、第2章>







【END】