「雅ちゃあ〜ん!!パパだよ〜!!」 「…………」 「…………」 「…………はい?」 や、ヤバイ。 パパが帰ってきた……。 しかも勝手に部屋入ってきて……。 見られたぁー!! 「やばっ…」 如月綾斗がボソって呟いたけど、これは本当にヤバイんだって! なにせパパ、親バカなんだよ!過保護なんだよ! 「とりあえず、雅から離れなさい」 「…………」 「…………」 あたしと如月綾斗は無言でベッドから降りる。 パパ、怒ってる……。