待っていたタクシーにすぐさま乗り込むと、ホッと一息。
「はぁああ、緊張したっ…」
「麗美ちゃん何もしてないじゃんかよ…」
「隣りにいるだけでも緊張するんだよっ…」
予想以上に人が集まってて、カメラとかだけじゃなく、ファンの子たちもいたから余計すごかった。
とうぶん、人までには出たくないな…。
「ついたー。我が家ー」
家の前まで人が数人いて、タクシーで家の中まで入ってもらう。
門を隔てたら、中は何も見られない仕組みになってる。
「綾斗〜!!」
「雅、」
「おかえり!!」
「ただいま」
ギュって俺に抱きついてくる雅に居心地をよくしている俺は、だいぶ変わったんだろうな。



