綾は呆れれてたけど、最後まで話を聞いてくれるあたり、すごく優しいんだよね。
時々ひねくれ者の、俺様なところもあるけど。
「あれ?綾斗くんにアマネちゃん?」
「こんにちは」
「え、もしかして二人って、そういう関係?」
「まさか、ただの幼なじみですよ。結構有名じゃありません?」
「聞いたことあるような、ないような…」
突然現れたスタッフさんに笑顔で話してるあたり、仕事では好青年を偽ってるみたいだけどね。
ニコニコとした花が咲いたような笑顔は、仕事用だ。
巣の笑顔を知ってるあたしからしてみたら、すごく気持ち悪いくらいだ。
綾がすごく周りからの評価がいいって聞くけど、こういうのもあるからなんだろうな…。



