「日本のトップなんだから、すこしくらいワガママ言っても許させるだろ」

「お、そっか!」




雑誌の取材だとかで、偶然綾斗と会う機会があって、天音と会えてないことを相談してみた。




確かに俺は今、日本のトップなわけだから、スケジュールを少し変えたくらいで何も言われないはず!


さすが綾斗!



早速スケジュール確認して、変えれそうな日を確認する。



よし、天音に連絡!




『ごめん、その日はテレビの収録が何本かあって…』

「……………」



撃沈です。


いや、うん。

俺が忙しいのもあるけど、あっちだってそれ相当な忙しさなんだった。



「あ、じゃまた今度…」

『ほんっと、ごめんね!』