「愛してるっ…」




綾斗の愛情を受け止めたあたしが寝たのは、それからだいぶ時間が過ぎた後だった。




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「痛い」



目が覚めての第一声。



いくら正月の元日だからって、お昼12時の少し前に起きるとは、なんとも言えない。


暖房がきいているのに寒く感じるのは、たぶんそれは下着すら身につけていないせいだろう。



何回エッチしたのかわからないくらい、とても濃厚な夜だった。



そのせいか、綾斗にたくさん攻め続けられ、何度もギブアップしたのは言うまでもない。


まあ、綾斗は辞めてくれませんでしたが!



とりあえず今は、腰が痛いです。




「雅、起きたか?」

「あ、綾斗…」