でも、まあ……。



「綾斗のすべてを受け止めてあげる」

「言ったな?今日は寝かせねぇぞ?」

「たくさん、愛してね?」

「もちろん」




また、唇が重なり合う。


綾斗に触られるところすべてが性感帯になるような感じ。


唇も、頬も、首も、腕も、足も、すべて。



お互いはだか同士、すこし動けば、それは綾斗の素肌。


男の子なのに、綺麗な肌。



胸に顔を埋め、あたしを揺さぶる。



「あっ…あっ、」

「みやびっ…」

「あやとっ…!」


綾斗の掠れた声も好き、あたしを見つめる瞳が好き。



キスをしながら二人深く重なった時は、何故だか涙がでた。



幸せ、ほんとにほんとに、幸せ。