「綾斗と結婚したら、専業主婦でもいいんだけどねー」
「バカか」
「冗談だって」
「バカが冗談使う前に、ちゃんと考えろよ?」
「はーい」
結婚はまだだいぶ先だろうな…。
綾斗の人気も、それから年齢も含めた上で、結婚するのは当分先だって予想がつく。
まあ、それ以前にパパが結婚許すか思わないけど。
結婚とかその前に、ちゃんと光と天音ちゃんには、綾斗が彼氏です、って紹介したいな。
それからもっと、堂々とデートしたいな。
テーマパークとか、水族館とか。
「さてと、帰るか」
「うん!」
初心者マークが似つかない綾斗の車に乗り込むと、突然電話が鳴った。
「………ん?」



